令和2年度最終レースとなる第13回全日本ノービス&ジュニアカップショートトラックスピードスケート選手権大会第2戦が、長野県の野辺山にある帝産アイススケートトレーニングセンターで実施されました。
11月の第1戦に引き続き、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点からジュニア部門は非実施となりました。反対に1戦目では非実施だったノービスCクラスは開催となり1戦目よりは賑やかな大会となりました。
川越SSCからは3人がノービスAにエントリー。
男子がリュウタ選手とシュウト選手、女子にココナ選手が出場しました。

○リュウタ選手○
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1000mで残り2周までの7周は速いラップタイムを刻みましたが、ラスト2周がもたず残念ながら予選通過はできませんでした。しかしこの時の7周のタイムは、夏の埼玉県合宿の7周タイムトライアルでも上位に入る様な素晴らしいタイムでした。
500mはスタート、良い反応で前に出ましたが、隣の選手とエッジングしてしまい転倒、スタートやり直しとなりました。
再スタート前にブレードチェックしましたが、蹴られた影響で"曲げ"が強くなっており、その場では修正できずスタート。
ブレードに不安を抱えながらも自己ベストラップを記録し自己ベストでゴール。
タラレバにはなりますが、エッジングがなければ…と思えたレースでした。

リュウタ選手は総合20位でしたが、調子は確実に上向いており、来シーズンに向けて弾みのつく大会だったと思います。

○シュウト選手○
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1000m、500m共に自己ベストタイムを大幅に更新し予選を通過。準々決勝へ駒を進めました。
1000m準々決勝ではスタートからラップタイムの速い展開になり懸命に追いかけましたが、準決勝進出はなりませんでした。
500m準々決勝でも自己ベストラップタイムを更新する力強い滑りを見せたシュウト選手でしたが、3位でフィニッシュし準決勝進出はなりませんでした。
結果、シュウト選手は今大会を総合13位で終える事になりました。
しかしながら、自己ベストラップタイムを0.3秒程縮め、自己ベストタイムも大幅に更新した今大会は、来シーズンに向けて"自信とヤル気"を与えてくれたのではないかと思います。

○ココナ選手○
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ココナ選手は第1戦を総合4位で、今大会に臨みました。
1000mの準決勝。最外側の5コースからのスタートでポジション取りの中で思う様な位置取りができず、決勝に進む事ができませんでした。
初日の雪辱を胸に臨んだ500mでしたが、準々決勝で競技人生初めてのペナルティを取られ、そこで今大会が終了。結果は総合9位で第1戦から5ポイントダウンの結果に。
無事バッジテストのAA級は取れましたが、レース展開はもちろん、技術的な事など来シーズンに向けて課題が多く見つかりました。
また自身初めてスーパーファイナルを逃すという、本人にとっては悔しい大会となった様です。

3選手それぞれ見つかった課題を忘れずに、シーズンオフのトレーニングに臨んで欲しいと思います。そうして来シーズンのノービス&ジュニアカップ第1戦で、今大会の"借り"を返して飛躍して欲しいと思いました。
そして…今大会は選手1人に対し保護者が1名しか入場できず、会場外で応援してくれたリュウタ選手の弟タクミ選手、ココナ選手の弟アオ(選手?)も、お疲れ様だったね。
来シーズンは2人(?)もノービス出れると良いね
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↓みんなで揃って
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そして今大会は同じ埼玉県の大宮SSCと共闘できた"オール埼玉"を感じる事のできた大会でした。
↓大宮のカズ選手と
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↓大宮SSCの監督、コーチと川越SSCの監督、コーチみんなでのエッジ研磨‼️
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最後に、対コロナの制限内で力一杯選手を応援してくれた保護者の方々、本当にありがとうございました😊
来シーズンもよろしくお願いします🙏